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  陸奥の会リーダーのつぶやき(NO5) 横須賀を掘り起こしてみませんか

「陸奥の会」の活動を開始して早いもので1年以上が経過いたしました。当初は どうなるかと思っておりましたが皆さんの温かいご支援の下、募金のほうも順調 に集まってきており、もう一踏ん張りと考えております。更に皆様のご支援よろ しくお願いします。
前にも話したかもしれませんが、私の祖父も福島から出てきて横須賀海兵団に入 隊、その後「長門」乗組だったそうです。横須賀市民の中にはこのようなルーツ をもっておられる方が意外と多いのではないでしょうか。陸奥の主砲の話が市民 の間に広まるにつれて、お祖父さんあるいは親戚が海軍工廠で働いていたという ような話をよく耳にするようになりました。つい先日も父上が「陸奥」に乗艦し ていたという方にお話を聞く機会がありました。ご自宅に保管されていた陸奥の 艦内で発刊されていた「ガリ版刷りの艦内新聞」を読ませていただく機会があり ました。大艦巨砲主義と揶揄される一方で、なにか戦艦のシルエットのかっこよ さ、憧れを持つ方もおられると思います。しかし艦内新聞を読みながら、戦艦と いう無機質な巨大システムを動かしていたのは、やはり生身の人間であったこと を、垣間見る思いでありました。
陸奥主砲の里帰りを契機に、ご自宅に眠っている貴重な歴史的資料はありませんか。 そのまま放置しておけば粗大ゴミとして廃棄されてしまうかもしれません。戦後70 周年、横須賀製鉄所起工150周年となる節目の時期、横須賀を掘り起こしてはいか がでしょうか。


陸奥の主砲を80年ぶりに横須賀に里帰りを目指します。