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陸奥の会リーダのつぶやき(NO3)陸奥の主砲(砲身)の製造所は?
11月11日、大砲の大家、国本氏と船の科学館をたずねました。訪問の目的は、船の科学館の陸奥の主砲は何処で製造されたのか調べるためでした。国本氏曰く、「当時の主砲は呉海軍工廠と日本製鋼所室蘭工場でつくられており、呉の大和ミュージアムの陸奥の主砲は、刻印を調べた結果、室蘭製と思われる」とのこと。呉の主砲は刻印から陸奥4番砲塔の左砲になると類推されます。今回船の科学館の主砲を調べた結果、写真の様な刻印が砲尾の上側にありました、類推するに4番砲塔の右砲と思われます。しかし製造所を示す刻印の場所は残念ながら、下部のコンクリートに隠されているようです。結局移設まで、調査はおあずけになりました。
色々と興味が沸いてくる一日でした。
陸奥の主砲を80年ぶりに横須賀に里帰りを目指します。